「考え方の引き出し」を増やすために
機構設計スタッフ
こんなお仕事をしています
当社の営業スタッフがクライアントからヒアリングした「こんな動きをする装置が欲しい」「こんな見た目の装飾をしたい」といったご要望を基に、具体的な製作図面を作製するのが私たち機構設計スタッフの仕事です。
案件によってクライアントが希望されることは全く異なる為、その状況に応じたオリジナルの図面を作製します。
同じ製品を作り続けるのではなく、日々新しい図面を描くことに挑戦できるという点が非常に特徴的であると同時に、広く様々なものの設計を体験できるという面白さがあります。
これまでのキャリアを教えてください。
入社1年目から案件で作製するすべての部品の設計を任され、経験を積んだ
当社の機構設計スタッフは、基本的に一人一案件を一貫して受け持ちます。入社年数に関わらず すぐに案件を任せてもらえるので、若いうちから沢山の経験を積むことが出来る点が魅力的です。
勿論規模が小さいものからではありますが、私も入社一年目から 営業スタッフとの打ち合わせ、パーツの在庫確認、不足分の発注を含め、その案件で作製する全ての部品の設計を任され経験を積んでいます。
プレッシャーはありますが、分からないことがあっても質問をすれば先輩方が丁寧に指導してくださるので、安心して仕事をしています。
なぜテルミックを選んだのですか?
状況に応じた柔軟な設計が出来る点に感動
元々は音楽が好きで、コンサートを裏方として支える仕事に興味を持ったことがきっかけでした。
入社してみて痛感しますが、この仕事は本当に図面の変更が多いです。
それは時間の許すギリギリまでクライアントの要望に沿うものを作りたいという気持ちや、より美しく且つ使いやすいものを作ろうとする向上心から来ていると思っています。難しい要望であっても、それを形に出来る豊富なアイディアを武器に、状況に応じた柔軟な設計が出来る点に感動して、この会社に入社したいと思いました。
だからこの仕事が好き!一番うれしかったエピソードがあれば教えてください。
設計を担当したコンサートに初めて同行した時
自分が設計を担当したコンサートに初めて同行した時が印象に残っています。
ライブにいらっしゃったお客様がご覧になるのは勿論アーティスト本人ですが、自分が設計した装置が動き出した瞬間に歓声が上がり会場の興奮が伝わってきた時、自分もこの空間を共に演出できたという事にとても誇らしい気持ちになりました。
普段は工場での作業がメインなので現場の盛り上がりを直接感じられる機会は少ないですが,裏方としての自分の仕事の意義を実感することができた貴重な体験になりました。
先輩がカッコイイと思う瞬間や今後の目標を教えてください。
過去の案件に真摯に向き合い困難な状況を打破してきたからこそ得られる先輩方の「考え方の引き出し」
自分で新しいものを設計していると、考えに行き詰まってしまう、良いアイディアが思い浮かばないといった場面がどうしても出てきます。
そんな時に先輩方に相談すると、自分が考えつかなかった方法を瞬時に提案して頂いたり、過去にこんな方法で乗り切った、というような体験談を教えてくださったりします。そういった「考え方の引き出し」は、先輩方が過去の案件に真摯に向き合い困難な状況を打破してきたからこその知識・発想ではないかと考えています。
自分がその領域に達するのは本当に厳しい道だと思いますが、少しでも先輩方に近づけるように努力していきたいです。