
「推し」と「自作のCG」の夢の共演を実現できる
CGデザイナー
こんなお仕事をしています
コンサート、イベント、テレビ、展示会などの演出で使う映像を幅広く制作しています。
制作依頼が細かいときもあれば、漠然としているときもあります。様々な依頼に対してクライアントとしっかり擦り合わせをし、満足してもらえるラインを探りつつ制作、納品、現場立ち合い。依頼があるとはいえ、自由な発想が活かせることがほとんどなので、1本の映像の中で「いかにオリジナリティを盛り込めるか」が醍醐味な仕事だと思います。
繁忙期は心身ともにへとへとになることもありますが、実際に映像が使われている現場やテレビを見ると「やってよかった」という達成感や「もっとこうすれば…」と次に活かせる伸びしろも発見できます。この仕事は常に成長期で、まさに「チリも積もれば山となる」な仕事です。
これまでのキャリアを教えてください。
自分が何者なのかを発見できた
CG課配属として入社し、1年目は現場研修。テルミックの仕事を経験しながら社内人脈を増やそうという気持ちで研修に挑んでいました。そのおかげで今は他部署とのやりとりがスムーズに思えます。2年目からCG課に配属され、本格的に映像制作スタート。映像ソフトや環境に慣れること、仕事への向き合い方をひたすら学びました。
その後徐々に一人工として仕事をもらえるようになり、自分の得意な制作ジャンルも見つかりました。趣味のイラストも仕事に活きる場面もあり、イラストを映像に流用することもあります。私の得意なジャンルの依頼が来るたびに任せてもらっています。同時に自分の結婚も経て、結婚式での映像を自作できる程の力量がついていることに自分で驚きました。また、仕事の幅を増やすために映像制作と並行してwebデザインの勉強をしています。今はテルミックが扱うデザインをまとめた社内ホームページの作成、運営も担当しています。
なぜテルミックを選んだのですか?
学生時代からライブの映像を作りたかったから
高校生の時から漠然とライブの映像をつくる仕事をしたいと思っていました。
大学3年時に周りの就活モードに流され「ライブ CG インターン」で検索したらテルミックがヒット。参加者1名のみにも関わらず奇跡的に参加することができました。その際に見せてもらった実績が驚くほど自分の希望していた職業と合致し、「この会社ならやりたいことができる!」と気持ちが高ぶったことを覚えています。これが一番の理由です。しかも推しのライブ映像をやったという実績もありました。運命といっても過言ではありませんよね?
繁忙期でなければ、興味のあることを学ばせてもらえますし、勉強のために展示会などに足を運ぶこともできます。発想の引き出しを増やすことに前向きなところも嬉しいポイントです。私は花粉症なので出勤前に病院に行かせてもらえるのも助かっています。
だからこの仕事が好き!一番うれしかったエピソードがあれば教えてください。
私の作った映像を推しの事務所が買い取ってくれた!
配属2年目(入社3年目)の時、某イベントでクライアントもイメージが漠然としていた一風変わった楽曲の映像を担当しました。まだ年数が浅く、初めて頭を悩ませながらの制作でした。課内での最終チェックでは当時で一番と言っていいほど褒めてもらい、達成感がありました。そして、その映像がクライアントに気に入っていただけたらしく、2日間あったイベントの両日かけて感謝とお褒めの言葉、さらに他社のあちこちからもお褒めの言葉いただきました。
それだけでも十分嬉しいのに、担当楽曲のアーティスト事務所から「映像を買い取りたい」と言っていただきました。社内でも買い取りは初めての出来事だったそうです。その時の高揚感は今でも忘れられません。自分の作品に自信を持てるようになったのもこの出来事からです。誰かに自分の作品が認められた瞬間はいつになっても嬉しく、それを目指してしまいます。ちなみにそのアーティストは私の推しになりました。この仕事は推しが増えます。
先輩がカッコイイと思う瞬間や今後の目標を教えてください。
先輩に聞いたら確実な答えが返ってくる。私のなりたい先輩像はそんな先輩。
映像制作をしていく中で、この表現や設定はどうすればいいのだろうという場面に多々出くわします。トライ&エラーで解決するのはもちろんですが、周りに聞くほうが効率がよくわかりやすい場合も多いです。そんな時にさらっと答えてくれるCG課の人たち、本当にすごいです。ちなみに~と追加情報も併せて教えてくれることもあります。誰にでもできることではないと思います。
業務部の扱う機材の難しいことも簡単に答えられる先輩方も多いです。人の数だけ得意分野と知識があり、年齢問わず全員尊敬しています。
私はCG課の中でも各ソフト平たく使うタイプなので、もっと勉強しなければと常日頃思っています。まだまだ、やることがいっぱいです。私も先輩のように誰かの力になれるよう、様々なことにアンテナを張って高みを目指していきたいです。
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