すべての機材でトラブルをなくす為に
機材管理スタッフ
こんなお仕事をしています
主としてターンテーブルをはじめとした機構系及び電飾映像系の機材のメンテナンスを担当しています。
どうしても時間の限られた中での仕込み(設営)・撤去になる現場では機材が壊れて返ってくることも少なくありません。こうした状況の中で少しでも不具合なく本番を成功させるためにしっかりとチェックをして送り出す。
不具合のある機材は的確に処理をして次の現場に万全の状態にする。現場で活躍する人を陰から支える、そんな仕事です。
これまでのキャリアを教えてください。
入社後2年間の現場研修で機構のノウハウを身につけ、現職にいかしている
入社後2年間業務部研修でコンサート・イベント系機構チームとして全国にツアーを回りました。
その後三年目より吉川工場常駐として管理部に配属。入社10年目(管理部配属8年目)には第二子の出産の際、約2ヶ月間の育児休暇を取得。復帰を機に吉川工場常駐から本社勤務へと部署内異動しました。
現場の時よりもより専門的な知識を必要とされ、一人で多くの作業をこなしていかなければならない状況に最初は戸惑いました。しかしながら自分である程度自由に納期までのスケジュールを立てられ、時間的に余裕がある仕事は自分にとってすごく働きやすい環境です。業務部研修の時に小さな現場ですがチーフを任された経験もいい成長材料になりました。
なぜテルミックを選んだのですか?
ステージそのものを作り上げる仕事の大きさに惹かれた
元々バンドをやっていたこともあり楽器のメンテナンスやアーティスト付きのローディーをやろうと考えていました。そこで「ライブ 裏方」で検索をして一番最初に見つけたのがテルミックでした。内容は違えど同じコンサートやライブにかかわる仕事として興味が湧き、ステージそのものを作り上げるその仕事の大きさに惹かれてテルミックを選びました。機材管理スタッフを選んだ理由は、そこで使われている機材そのものに興味があったのと、実際に使うよりオーバーホール欲が強くでたため、それらができそうな機材管理スタッフを選びました。
だからこの仕事が好き!一番うれしかったエピソードがあれば教えてください。
自分の手でチェック・調整を行った機材が無事戻ってきたとき
あまり共感は得られないと思いますが、自分の手でチェック・調整を行った機材が無事に戻ってきた時がうれしい瞬間です。
一現場単発で2~3日で終わるものもあれば、長いものだと半年ほど出ずっぱりになることも少なくありません。当たり前のことかも知れませんがその長期間トラブルなく戻ってきてくれたときにはうれしい気持ちでいっぱいになります。
先輩がカッコイイと思う瞬間や今後の目標を教えてください。
最適な状態で機材を送り出し、そのすべての機材がトラブルなく戻ってくること
自身の管理下にあるものは会社全体ではごくごく一部のものでしかありませんが、残念ながらすべての機材がトラブルなく返ってくることはありません。現場での使用状況をより深く想定しその現場現場に合わせた最適な状態で機材を送り出す。その上ですべての機材がトラブルなく返ってくることが今後の目標です。