
頭の中のイメージを具現化することで、それが持つ可能性は無限に
CGデザイナー
こんなお仕事をしています
主にAfter Effectsを使用してのCG制作、XR事業ではUnreal Engineを使用したバーチャルプロダクション、3DCG制作などを担当しています。
これまでのキャリアを教えてください。
新たな事業に0から取り組み、他には代えられない経験と可能性を広げる
新卒で入社後、1年目は半年間の現場研修を経て、その後CG課へ配属されました。
CG課では主にAfterEffectsを使用してCGを制作しています。配属してから約半年後からは音楽番組のCG打ち合わせにも出席し、早い段階で1つの案件に対する人間の数や金額の大きさを体感しました。3年目頃から会社がXR事業を本格的に進めることとなり、CG課に配属しながらも音楽番組ではなく自社スタジオでの案件を務めることが増えました。初期は八丁堀にある自社ショールームで、主にUnrealEngineを使用した3DCG制作をしていました。そして、2023年より埼玉県に自社スタジオを設営し、そこでは高精細なビジョンを横8メートル・高さ4メートルで設置し、より大きい案件を進めることができました。スタジオでは「バーチャルプロダクション」というコロナ禍をきっかけに大きく発展した技術で撮影をしています。この技術は日本国内ではまだ広く使われておらず、今後大きな可能性を秘めており、その事業に携われていることが自分自身の中で大きな経験となっています。また、3DCG制作の技術力が自分の中で確実になっていることが実感できています。
なぜテルミックを選んだのですか?
多角的に仕事を見られる
私は学生時代に映像の勉強をしており、そこでの映像制作の経験が楽しく、もっと続けていきたいと思っていました。
テルミックにはCG課があり、そこで自分のやりたいことができると思い選びました。パソコンの前でCGソフトを使って制作するのはとても魅力ですが、そのほかにテルミックには現場スタッフとして研修に行く期間がありました。自分たちの作ったCGがどこで使われ、どこに映し出され、それが実際にどんな反応を得るのか。その生きている感覚を実際に自分の目で見て、耳で聞いて体感できることもまた大きな魅力のひとつです。
だからこの仕事が好き!一番うれしかったエピソードがあれば教えてください。
人の気持ちを大切にしたい
私が入社したのはちょうどコロナ禍真っ只中で、現場は演者とスタッフのみで観客がいませんでした。だんだん世の中が落ち着いてきたころに初めて観客のいる現場に行くことがありました。演者がパフォーマンスしている背景に自分の作ったCGが映し出されており、そこでの現場の盛り上がりは一生忘れることはないと思います。自分の力はごくわずかでも、そこでの経験は大きいと思います。それは、生のヒトのパフォーマンスと歓声を実際に体感したことで、これからもその気持ちを大切にしたいと思うきっかけのひとつでもあります。
先輩がカッコイイと思う瞬間や今後の目標を教えてください。
応えられるように成長する
知識や実力はさることながら、事態への対応力や新しいことへの応用力は、そこから滲み出るこれまでの大きな経験を感じることが多くあります。それでいて、後輩である私たちが働きやすく、そしてステップアップしやすい環境を作ってくださっていることにとても感謝しています。その気持ちに応えられるようにしっかりとスキルを身につけ、ひとつひとつ成長していきたいです。そして、これからの後輩がもっと柔軟に発想や技術を発揮できる環境を整えていきたいです。

